「チョコレートをつくるからパパは家に居ないでね」と、バレンタインの準備で楽しそうにレシピを検索している娘を見つめながら、自分だけ遅めの夕食をとった金曜日。いいさ、皆んなそれぞれ用事があるようだが俺にだって行くところはある、久しぶりに山を歩こうと思っていたところなんだ。
とはいえ命がけ(大げさ)の雪山は恐いので丹沢あたりがいいかなと、塔ノ岳ライブカメラをチェック。・・・ま、まあ、大丈夫じゃない、前日の積雪でベンチが白く埋れていました。
前に下りで歩いた時は急な階段が永遠と続く大倉尾根に、キツいのによく登るよな〜と思いましたが、いざ行けば長いながらも歩きやすく、相模湾を見下ろす素晴らしい景色を振り返りながら気持ち良く歩くことができました。
雪が目立ち始め、花立山荘のベンチでは皆さんジャラジャラとアイゼンを付けています。おお、いよいよか。自分はアイゼンを付けるのは初めて。前日に慌てて買ったを6本爪を付けると何とも雪山気分でワクワクします。
塔ノ岳に着いたのはお昼を過ぎた頃。富士山を眺めながら食事をしてそのまま帰る予定でした。が、どうも物足りない。もう少し雪の道を歩きたいのです。そこで丹沢山までですと時間的に、もちろん体力的もキツいので適当に行ける所までと言うことで歩くことにしました。
山頂の賑わいもひとたび坂を下れば人もまばら、静かな尾根道をひとり歩く。う、なんかいいぞ。雪のトレイルは靴底への抵抗も優しくアイゼンがしっかりきいて歩きやすい。
ジャケットを脱いで軽快に歩けば、尾根を越える風が気持ち良く、流れる雲、青い空、連なる山々を見渡す景色に見惚れ、カメラを構えて立ち止まる。すれ違う登山者は笑顔で「最高ですね」と、はい最高です!
結局、あまりの気持ち良さに引返せず丹沢山まで来てしまった。そこで遅めのランチ。
そうそう、今回ある試みを。優秀な山用の水筒はバーナー要らずでカップラーメンが食べれると言う衝撃的事実(大げさ)を確かめたくて、前日にアイゼンと一緒に買ってきました。駐車場でお湯を沸かして5時間後、ちゃんと食べれた!衝撃です。笑
この素晴らしい冬の山を家族にどう伝えよう、いや連れて来ようか、と考えつつ渋い山歩きを家族がどう言うかは想像がつく。(あ、それはそうとチョコレートは上手く出来たのだろうか) 予報どおりに小雪がふりだし、独り尾根を下りながら青春を思い出そうとした。そう言えば、生まれてこの方チョコとかもらった記憶がない・・・
E代さん(嫁)俺チョコレートをもらった事あったっけ?
こんばんわ。新着から伺いました。
青空と雪がいいですね~うらやましいです^^
丹沢は子どもの頃によく親について歩いた地域です。まったく記憶はないのですが、そのあたりも多分歩いたのだろうなと思いながら、懐かしく?見させていただきました^^
みーパパさん、こんにちは。
この日以降、目が疲れてどうも日焼けの類か?と思っていたところ、
ちょうどみーパパさんの記事がリアルタイムが参考になりました。ありがとうございます。
2代にわたっての親子登山とはすばらしい!うちの子もついて来てくれればいいのにな。笑