hike八ヶ岳

北横岳から蓼科山へ(後編)

2016.11.5(sat)〜6(sun) 前編の続き
さて初めてのテン泊はというと、実はあまり眠れませんでした、というか早く寝過ぎて夜中に起きるというパターンです。それでも体は十分休めたので焦りはしないのですが、退屈なのには参った。シュラフの中で眠れるポジションを探しながら結局そのまま迎えた朝。霧に包まれた神秘的な池がありました。



撤収した荷物をザックに詰め、30分もかからずに行動開始。雲の流れを把握したり、今日のコンディションに合わせてルートを変更したりと皆さんのテキパキとした機動力は頼もしいかぎり、先輩ついて行きます!


樹林帯を抜けると〝見晴らしのいい稜線〟とガイドではありますが、今日は先の見えないガスガスの世界でした。でもそれが逆にワクワクしたりして、初心者の自分はなんでもアリなのです。


双子山の山頂もこの通り視界ゼロ。斜めになった標識とケルンが雰囲気。


上空を覆う灰色の霧は速い速度で移動し、時折見える白い太陽の影が山の空をよりダイナミックに映します。



双子山よりなだらかな山腹の下り、広く深い笹原が幻想的でした。


しばらくすると大河原ヒュッテの赤い屋根が見えてきました。随分と山の奥へと歩いてきたつもりになっていたので、舗装された駐車場があると〝あら?〟っとした感じ、普通に車で来れる所なのですね。それより「自販機発見!」と浮かれた後に、空の販売機を見た時のショックの方が大きかったりして。笑

 


立枯れ林を通過していきます。それまで〝縞枯れ現象〟という言葉すら知らず、このような死にゆく林をなんだか恐ろしく感じました。自浄作用や天然更新ともいえる自然のメカニズムには驚かされます。



蓼科山荘のある将監平まできました。もう蓼科山は目の前
さっきまで山を覆っていた霧が上空の早い風に流されると、ぬっと姿を現した蓼科山は北横岳から見えていた丸く穏やかな姿とは印象が違い、白く凍りついた木々が急登に並ぶ、最後の目的地にふさわしい迫力のある山のでした。山頂付近は寒いと思われ皆さんいそいそと防寒の準備をする中、ぼけっとする自分に「帽子ありますか?グローブは?」と気にしてくれるu10さんはつくづく優しい、このさい息子さんの弟的位置付けとさせてもらえないだろうか。


〈いよいよ山頂アタック開始だ!〉などと頭の中はいつも大げさ、山の本ばかりを読んでるせいだな。笑


振り返ると霧も流され、歩いてきたところがよく見えました。

大きい岩の重なる急登が続きます。そういえば今回初めてストックを使ってみました、印象はとにかくイイ!急な所ではしがみつくように上がれるし、下りでもバランス良く歩ける気がします。CP3を買ったのですが、実は妻用にと(いう口実で)アルミのも買ってたりして、山の道具って楽しいです。



いつからか大きな岩も縦に重なるような急坂となり、ストックをしまい手を使ってガシガシ登ります。もう先の見えないあそこまで上がれば山頂だと分かれば、もったいぶってカメラを出して足を止めたりして、いよいよ頂上だ。



山頂は風もなく完璧なコンディション、本当にツイてる。昨日から歩いてきた尾根はここまで続き、奥には八ヶ岳連峰が見渡せる素晴らしい眺めでした。〈次はこっち〉と誘うような八ヶ岳はこれから冬山へと変化して僕なんかは近づけもしない険しい山となるのでしょう、雪がなくなったらきっと・・・なんて次の夏を想い、ゆるりとした時間と共にそこに佇む。さあそろそろ帰ろうか


女神茶屋へ下るコースから下山をしました。南向きに開く景色が気持いいのですが、とにかく急な登山道にまいった。当初こちら側の登山口から歩く予定でしたが変更していて本当に良かったです、ひたすら続く急登に間違いなくダウンしていたところでした。

キラキラとまぶしい光を正面にゴール。こんなにもドラマチックなもんだから山って奴は凄い、これからもどんどんのめり込んで行くのだと思います。それにしてもワイワイと大人数で歩くのはやっぱり楽しいですね、下山してからも皆んなで温泉に行ってコーラで〝お疲れ~〟なんて、こんなのがやりたかったのです。今回は初めてという事で自分に合わせた緩めの山歩きにしていただきましたが、次はそうもいかないのでしょう。鍛えなければ!


冬はもう目の前、いい山歩きでした。

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コメント

  • コメント (6)

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    • u10
    • 2016年 11月 29日

    お疲れ様でした。
    2日間共晴れるなんて、最高でしたね〜
    寒そうに見えたんですが、Beefさんには問題なかったかな^^
    スノボで鍛えられたアスリートな体、山に向いてますね〜
    ますますハマりそうな匂いがプンプンしてます。
    道具選び、楽しい時間を過ごしてることでしょう。
    来月、刺しに行きますか?(笑)
    雪山になりますがw

  1. u10さん、こんばんは。
    お誘いいただきほんと感謝です!
    行先の選択から仲間と楽しく歩く山は、自分にとって最高のスタートになりました。重い荷物の感覚もつかめましたし〝いきますよ~〟といった感じです。
    と、思ったらもう冬でした。
    それがです冬、雪、絶対ムリと思っていたんですけどね、最近なんかこみあげるものがありまして・・・来月か~今度ゆっくり話しましょう。笑

  2. ↑是非行きましょう!
    防寒と足元(アイゼン等の滑り止め)さえしっかりすれば雪山も楽しめますよ^^
    人気のお山なら危険な所もないですし、冬のお山もとーっても魅力的です♪
    ただ、出費は覚悟してください(笑
    道具選びの幅が増えそうですね~(笑

  3. こんにちは!
    >息子さんの弟的位置付けとさせてもらえないだろうか。
    吹きました(笑)
    私もさらにその下の弟希望といきたいとこです(ノω`)プププw
    グルトレの楽しさはハマりますよね。
    私はそのあと、何度かソロトレッキングもやってみたんですが
    やっぱり仲間と登る方が好きなようです^^
    道具沼深いけど楽しいですよ~( *´艸`)クスクス

  4. 忠太さん、こんにちは。
    雪山も、って皆さんの話からすると雪山がメインのように感じました。
    難しいのがいいのか、静かな大自然がいいのか、聞くのも野暮なようでチャンスがあれば挑戦したいと思いますが、やはりハードル高いです。出費の方もたしかに覚悟がいりますし・・・
    でも冬の装備ってギア感満点でかっこいー!>おい

  5. wishさん、こんにちは。
    >吹きました
    いや真面目に。この日も息子さん同様いやそれ以上に気にしてもらいました。笑
    グルトレ楽しいですね~、キャンプとは違う工夫した食材運びの宴会なんてちょっとショクでした。すでに次の宴会にむけ気合が入ります
    道具沼・・・結局また買いなおすから最初に一番高いものを買え、というセオリーですよね(汗

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