2016.7.23(sat)〜24(sun) 森のリゾート小梨<HP>
子供の部活動も一段落したので、ザックを背負ってキャンプに行ってきました。
歩く距離は短いとはいえ初のバックパックキャンプ、ろくに道具はありませんがまあどうにかなるさ。
AM1:30 森閑とした沢渡駐車場
始発バス狙いで早めの到着し車で仮眠をしようと思っていたのですが、いよいよここが山の入り口かと思うと興奮して眠れません。
とはいえ本格的に山に登るわけではないので「寝ないと」という焦りは無く、ぼんやりと夜の様子をうかがいながらバスを待つ時間は短く感じました。
夜明けとともにターミナルを出たバス。
まだ薄暗い窓からの風景はいつものキャンプに行く山とは明らかに違う。
灯りの少ない暗いトンネルを抜けるといよいよ上高地へ入ります。
知ってるよ大正池でしょ、と思うと同時に後ろに見えた壁。なにあれ山…
眼に残る異様な光景に息を呑む
そしてバスから降り立った上高地は鮮やかな虹でドラマチックに迎えてくれました。
さあ歩こう。これからずいずいと山に入る山男と一緒にスタートするも我が家のゴールはすぐそこ。バスターミナルからわずか10分、小梨キャンプ場です。
案内看板に従い林を抜け梓川沿いにでると、今にも覆い被さって来るような風景がそこにありました。
鮮明な映像が距離感を麻痺させどれだけ遠いか果てしない頂きがすぐそこに感じましす。行けるかも…
肩で担いで来たいつものアメドを、重さの限界と地面にぶん投げるとここが我が家の陣地となりました。絶景を前によろしく!
切株のキッチンが素敵です。笑
少しテントで休んだ後は明神橋までの片道1時間の散歩。さあ
単調で退屈な道のりと聞いていましたが私の目に映るのは全て新鮮で次へ次へと足を運ばせます。
耳を澄ませば鳥の声、水辺に目をやれば手でとれそうな小魚。溢れる生命感にしばし足止め。
たんたんと歩く川沿いの道、次の目的地が近いと感じれば自然と早足となる。そしてダッシュ。
もはや追いつけないであろう娘のスピードは本当に速い。ゆけ!
林の木々が一瞬途絶えると、ずんと姿を現した明神岳。圧巻です
明神橋の空は夏模様。
橋を渡れば神の領域の古池があります。凛とした雰囲気で奥へ誘われますが、私が惹かれるのはその手前にある嘉門次小屋の岩魚塩焼き。笑
帰りは梓川流れと並行に右側の木道を行きます。リズム良く歩けば河童橋はすぐそこ、それにしても腹がへった。
ゴールの御褒美は定番であろうソフトクリーム、ではなくボリューム満点の分厚いコロッケ。「オレの腹を満たすのはこれだ!」と嫁。美味しかったかい?
そしてキャンプに着いてからも草饅頭をパクり。素晴らしい山の前では何故か腹が減るとのこと。笑
子供達は川遊び。いかだ作りに没頭し川に流してさよなら、実に子供らしくてイイぞ。
「おーいそろそろ、お風呂だよー」
もちろん風呂上りのビールは最高です。小梨食堂の窓際の席では今、山から下りてきた山男が今日の道を辿るように窓を眺めていました。そんなふうに見え、僕も真似してビールをゴクり。最高です
そうこれこれ、山の様な大盛りごはんのカツカレー。売店の170円の発泡酒を追加して完璧なディナーでありました。
大満足でお休みなさい
寒さで目を覚ましたのは午前三時。いくらなんでも起きるには早いのですが外の様子が気になってテントから這い出すと、そこは月明かりも乏しい闇でした。
べたっとした黒い壁のはるか上、ギザギザの稜線を未知への恐れを思い眺めていると山の中腹付近でポツリと灯りが…
あそこに人がいるのか。
やがて、朝の始まりを前に山が赤く照らされていました。きっと近くで見れば綺麗なんだろうなと、山の向こう側にいる登山者を羨ましく思いました。
朝食のパンをザックに入れて大正池に行こう。
整備された林道をすたすたと歩き半分ぐらいまで来た所でなにやら看板が、
熊の出没情報、しかも2日前、場所はここ…
こんな観光地で熊なんてと思ったのですが、年間50件くらいの目撃情報があるそうです。
それからというもの、今にも黒いかたまりがぬっと出てきそうな雰囲気に少々びびり気味。そういえば朝夕注意と書いてあったような。
ガサガサと前方左側から木を揺らす音がした、マジでたか!
ぐっと構えて対峙したのは2匹のサルでした。
荒々しい焼岳が姿を現せば大正池はすぐそこ。
神秘的な朝の大正池とご対面。
空と、山と、森と、朝霧を、水中から断面で切っての撮影。この為にわざわざ防水カメラを持ってきた。笑
河童橋が近くなれば、コロッケ、コッロケと。やっぱり朝でも分厚いコイツがうまい。
緩やかにカーブする梓川と穂高連峰がみごとな構図でそこにあります。河童橋からの眺めはやっぱりいいね。
この美しい大自然を胸に焼き付け家に帰りましょう。一泊でしたがとても充実したキャンプとなりました。
上の子は小学生最後の夏休み、そして我が家のキャンプ部からも卒業でしょう。
そうなって思うのは、険しい頂を目指し一心不乱に攀じ登る僕ら夫婦、そんな山男山女になる日もそう遠くもないかもしれません。(ない
7月、素晴らしき山の下から
山の上から見る景色、それはそれは美しいのであります。
Just do it!!!
つべこべ言わず、登りなさいよ(笑)
子供達のシャツがそう語っていますw
まずはお父さんから、夏山ご一緒にいかが?
なんかずるいずるい!
理想的なファミのバックパックキャンプデビューすぎてずるい!
山の魅力を存分に家族に知ってもらって、今後につなげやすくしてるとはさすが。
そうかそうかアメドでもここなら行けるのか。
普通に家族旅行でここに行こうか調べ始めたところだったんですが、やっぱりここでキャンプしたいなぁ。
なんか先を越された気分、いいなぁ。
アメドかついでの山行、すごいなぁ~と感心です(そこ!?)
素晴らしい景色ですね~!
特に早朝の大正池、思わず見とれてしまいました。
ご家族仲良く最高の景色と思い出残すなんて、
ホント理想的なバックパックファミキャンですよ!(≧ω≦)b
うちも、息子が部活本格化する前に始めたかったなぁ・・・
うらやましいかぎりっす^^
どの写真もキレイ〜。
しかもシアワセ家族BPキャンがうらやまです。
眩しすぎて。(遠い目
beef家、みんな運動好きそうだから、山歩きをキャンセルして、
一気に岩屋さんとか壁屋さんを目指しても面白そうですね。
うん。
u10さん、こんにちは。
just do it !
確かにその通りです。ネチネチ調べるタイプなので損しているかもです
僕もu10さんみたいに、後先考え・・違っ、何ごとにも勇敢にチャレンジして行きたいです!
そうですか~やっぱり美しいのですね
ぜひチャンスがあれば後ろからついて行きます。
こはなのさん、こんにちは。
小梨平キャンプ場は風呂、綺麗なトイレ、広い流しがあり普通に高規格
そしてなにより食事をする場所が沢山あって便利です、ここだけの話うちは全部外食でした(笑
ワイワイと平地を歩いてきましたが、ひとたび見上げれば「登りませんよ」と女性陣の抗議がなかなかで、よほどのエサを用意せねば無理だと思う一方、単独なんて危険なことも考えたりして。お化けが怖いので無理なのですが
とにかく上高地は素晴らしい所でしたよ~
wishさん、こんにちは。
アメドがあんなに重いとは、しかもテン場では恥ずかしいぐらいに大きかったです。
最近は小学生最後の思い出になるようにと、週末の予定を考えているのですが子供にとっては家でゴロゴロするのが一番好きだったりして難しいものです。
結局はおっさんの切ない想い出作りなのかもですね。笑
Bocさん、こんにちは。
最後の夏かと一生懸命です、夏って短いですよね。
キラキラしていた夏、来年の僕は何をしているのだろう・・・(涙目
岩ですか~
自分高い所が本当にだめで、細い稜線の動画を見るだけで息苦しくなります。
垂直の壁なんて意味が分かりません。なので絶対、絶対、ダメ!
とか言いつつ家の天井にクライミングホールドなんて付けて練習してたりして。笑
中学に入ったら、ホント忙しい娘( ̄▽ ̄;)夏休みも宿題の山…登ってはすぐ降りて…ファミキャン満喫してね(*´∀`)
えだまめっちさん、こんにちは。
中学生の宿題とか聞いていると大変そうですね。部活もあるし友達と遊ぶだろうし、
間違いなく親と遊んでいる場合じゃないでしょうね~
来年の夏休み、ヒマなのは僕だけですよ(仕事しろ