雪の山は走れないからと、呑気に過ごしていたらいつの間にか2月後半になっていて、来月から連続であるレースが急に不安になってきた。それを打ち破るべく走ったロードは距離を延ばしたけど、得るのは疲労ばかりのような気がして「トレランの練習はトレイルでやらな駄目だ」とロード練が嫌すぎてトレイルに入るパターン。4月にあるレースの試走をしてきました。
筑波連山南東部の雪入山、浅間山、権現山を周回するレースは、のどかな村里のロードから始まる。朝日里山学校をスタートして登山口までの2キロは首位争いのダッシュかと思うと恐ろしい。
登山道に入り薄暗い急登を詰めれば一瞬森が開けて雪入山の尾根にでる。コースは右に曲がるルートをとり、剣ヶ峰までの緩い登り道は飛ばして行きたいところ。反対方向は浅間山、権現山に続く尾根の長いトレイルがありそちらも魅力的、とても標高300m程度の低山ズとは思えない。
コースの中で一番高い剣ヶ峰からは一気に下りのトレイル、そこからいったん筑波スカイラインに出ます。奥に見える筑波山からさらに奥に続く連山、笹間-筑波山-土浦と繋いで走破するのが密かな目標だったりして、考えただけでもゾクゾクする。ここからはしばらくロードラン、ビュンビュン走る車を横になんか嫌だなぁ、と思っていたら道を間違えて山の下まで下りてしまった。トレイルでは大丈夫なのに、車道はよく間違える。さて1時間近くのロスをどうするよ。
なるさわ新道と言うのかな?すごく細いジグザグでアップダウンのある楽しい道を走り、またも長いロードを進めば三ツ石森公園に着きます。ここが第一関門となりますが本日は時間切れでした(おい
三ツ石森公園の駐車場では準備をするカラフルなハイカーで沢山いて、何故かこのところ全身ブラックになってしまう自分は浮いていたような。それにしても筑波山域はハイキングコース続く施設や整備された駐車場が沢山あります、神社付近は混雑しますが利用しやすいこういった所を紹介していけたらなと。
ハイキングコースから急な登山道を上がり尾根道を回り込んで浅間山手前の強烈な上り坂に唖然とするはず。それでもご褒美の長い下りのトレイルは最高で、ジグザグにバンクしている所などはこれぞ〝トレイルラン〟と少し無茶苦茶に駆け下りればあっという間に下山、最後のロードに泣きながらなんとかゴール、練習不足の体には十分な達成感でした。急登から気持ちのいい尾根、ロードからハイキングコースとバラエティー豊かなコースが最高でした、また来よう。
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