グループランの後「立ち飲みだけど」と誘われ行ったのがスタンディングワインバル、走った後にさらりと慣れた店に寄るのがとてもスマートに見えて、うんランナーっていちいちお洒落。10人も入ればいっぱいのこじんまりとした店内もすでに常連客で賑わっていて、何故かみな挨拶を交わしながらランニングの話をするのが不思議でした。それにしても走った後のワインのうまいこと、とくにスパークリングワインが最高に美味しくておかわりしていたら、とうに明日の仕事のことなんて忘れてました。
ランニングを始めてこの〝走る〟という意味不明な苦行が楽しいと思うようになって、ひとり(やったぜ!)なんて満足してたけど、苦行を共感している集団があると知れば、その向上心の塊のようなコミュニティーが羨ましくなった。自分は走り始めたばかりなので「まだまだだ」なんて遠慮がちな思いも、少しの勇気で驚くほどあっさりその集団は迎い入れてくれる。この日も100マイラー(トレイルレースで160Kmを走る超人に敬意を払ってそう呼ぶ)の方とご一緒して「ぜんぜん特別なんかじゃないよ」と聞けばモリモリ勇気が湧いてきた。ロングレースのことOMMのこと、少し挑戦的な登山のこと、めちゃくちゃ刺激的な話が楽しくて、あっという間にタイムオーバー終電の時間となりました。後ろ髪を引かれるながらも「またね~」と駅までダッシュしちゃうあたり、俺もまだまだ若いのかもしれない。
RUN+BAR/子伝馬町 Pinot ピノ
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