箱根外輪山トレイル

トレラン初心者の自分にとっての登竜門となる北丹沢耐久レースが近く迫り、いよいよ練習の仕上げにと走って来たのが『箱根外輪山トレイル』と呼ばれる観光地として有名な箱根の外側に連なる山を一周するコースです。総距離約50K累積標高3000mと北丹沢レースに近いので本番に近い練習ができればと、いや自分がハードなレースに対応できるのかを本番を前に試しておこうと思ったのが理由。それと箱根外輪山を制覇できたらトレイルランナーとしては一人前との話もあるようで、どちらかと言えばその肩書が欲しかったりする。笑

箱根湯本駅から少し上にある函嶺洞門駐車場(かんれいどうもん)を出たのは朝の6:30で予定より遅くなってしまった。と言うのも外輪山を一周するコースは標準CT20時間、トレランでも12時間はかかる長い道となり、下手すればトレイル上で夜になってしまう。それは絶対御免。夜の登山道にただならぬ恐怖を感じる自分は、どんな里山だろうが少し日が傾けば超高速で下山します。つまり超臆病。と、そんな事も言ってはおれず、これから先のレースでは夜のパートも必ずあるし、なんとしても克服しなければならないこと。最近ロングレースに出ている人に怖くないか?と聞くけど、動物の気配は感じるけど慣れるらしい。慣れか・・・自分の場合、恐怖の的は動物ではなくあっちの方だから厄介で。そんなわけで平和な箱根の山もシリアスなタイムトライアルとなってしまう。

塔ノ峰から明星ヶ岳のトレイルは思っていたよりワイルドで、時間通りに動けていたのだけど中々の修業道に半分うんざりしながら朝露に濡れたシューズで登りの道を歩く。明神ヶ岳をすぎる頃それまで山を覆っていた霧が晴れ、やっと行先が見えました。その先気持ちのいい下りは一瞬で終わり「ここが道ですかっ!?」ってなる。存分に成長したヤブをふがふが言いながら掻き分け、ダッダっと広場のような所に飛び出したら20人位の登山者一行がいて驚いた。急に人が増えたけど、矢倉沢峠から金時山を登れば後は綺麗な尾根道になると思込み、そそくさと小屋をスルーしました。

アクシデントその1 水切れ
金時山を下り乙女峠辺りでハイドレーションが空になった。そりゃそうだスタートから4時間以上も走れば1Lも使い果たすわけで、間違いなく金時山の小屋で補給をするべきでした。何となくそのうち箱根スカイラインと並走するし自動販売機もあるよな、と勝手な思い込みで結局芦ノ湖スカイラインレストハウスまで3時間も無補給で進んだ。アホだ。そういえば途中の湖尻峠で集団のランナーがいて、どこまで行くかを聞かれました。それで外輪を一周すると言ったら目を丸くして(すげーすげー)言われたもんで「水を少し分けて下さいな」とも言えず格好つけてさらりと走り過ぎてしまったのが最後。後で知ったが丸岳長尾峠の先にトイレの道標があるが自販機もあったらしい。とにかく金時山から芦ノ湖レストハウスまではかなり長いので補給は計画的に。

アクシデントその2 スマホバッテリー切れ
本格的な山歩きの時は紙の地図を持つようにしていますが、日帰りトレランではスマホだより。この日もダウンロードした山と高原地図でGPSの現在位置を確認しながら走っていました。それが途中でスマホ本体のバッテリーが無くなり、よりによって予備バッテリーもなんと空という・・・。実はコースタイム表も印刷しておらずスマホのメモに入れていて、これから先のルートと夜時間の訪れが超超超不安になります。元箱根でコンビニを探してスマホの充電とかも考えたのですが時間ロスにもなるし、(どうしよう)なんて慌てていたら道の駅箱根峠にたどりついた。売店の人に「トレイルで箱根湯本に行きたい」と今思えば訳の分からない事を言ったのだけど「ちょっとまて」と奥から観光用のハイキングマップを出してきて道を説明してくれた。ほんと助かりました。

それでもかなりざっくりのハイキングマップでは現在位置がよく分からず、GPSウォッチの線だけのルートガイドを併用して夜の近づくトレイルを抜け、途中知らずに鷹巣山と浅間山をスルーしていましましたが快調に箱根湯本駅まで戻ってきました。さて50k、体力的にはまだ余裕がある感じが一人前としての証となったでしょうか、あとは北丹沢レース本番に備えて温存です。

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