何を削るか?走れる装備は何kg?

去年挑戦した八ヶ岳縦走は思っていた通りに動くことが出来なくて、南北を歩いたものの一部の山をスルーしたので全山縦走とはなりませんでした。失敗なんて大袈裟なものでは無いのですが、何となくその縦走が山を歩くうえでの体力、装備を考える基準になり〝装備〟に関してはとりわけ興味を持って観察するようになりました。ファスト、ライト、あふれる情報のなか結局の所は先駆者に習う通りの選択と〝削る〟という楽しみになるのですけど。

梅雨も明け待ちに待った夏が始まる7月の初め、徐々に装備が決まるタイミングで丁度『ファストパッキング入門』なるお店のイベントがあったので参加してきました。集まったのは100キロやら100マイルやらを走る強者達でどこが入門だって感じでしたけど、強者ではない自分も入門編という事で色々と身になる話を聞くことが出来ました。

ULTRA LUNCHのドミンゴさんより〝ビバークレーションのアレンジ術〟というとても興味深い話を聞いた。というより走る時はいつもポッドキャストで『100miles100times』を聞いているのでその生の声に興奮しました。笑

テントを張ったのは千葉の海岸沿いのキャンプ場。途中の道の駅で干物を買い、もちろん大量のビールを仕込むわけで、山の野営を想定していたのにかかわらずワイワイと豪華な夜は想定外というか逆に予定通りで「酒が足りな〜い」となればランナーらしく何キロも離れたコンビニまで走って行く。キロ何分?なんて急坂をハイスピードで走り抜け、揺れないと評判のOMMのザックを左右にガンガン揺らしながら大量のビールを持ち帰り、その後は一気に記憶をワープさせ朝を迎える。そんなもんで全く覚えてないけど、朝の爽やかさからするとこのシェルターの使い心地はまずまずのようである。
さて肝心な走れる装備ですが自分はテント泊で最大7キロまでなら動けるよう、以外と贅沢な装備ができるのが分かった。

-パッキングメモ-(標高3000m夏山を想定)
バックパック OMM classic25 670g
シェルター heritage CROSSOVERDOME 700g
シュラフ montbell ダウンハガー800#3 600g
スリーピングパット EVERVEW FPmat100 150g
クッカー EVERVEW チタンマグポット500 75g
バーナー SOTO windmaster 70g
ガスボンベ SOTO sod-710t(110)200g
レインウェア上 inov8 AT/C ULTRASHELL 125g
レインウェア下 montbellバーサライトパンツ 80g
ウェア  ・・・ 500g
カメラ ricoh GRⅡ 250g
食料、行動食 ・・・ 1000g
水 500㎖x2 1000g
その他 モバイルバッテリー、ext 1000g
合計約7kg

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